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お風呂の思い出

人はこの世に生を受けると産湯を使います。それから人生の中で、数え切れないほどお風呂に入ることになります。楽しい思い出、嫌な思い出、人それぞれ様々な思い出があるでしょう。僭越ながら、ここで筆者のお風呂での思い出を振り返ってみたいと思います。

初めての銭湯

自宅には内風呂があり、銭湯には1度も行ったことがない子供時代を過ごしていました。それまでタイル張りだった浴槽をユニットバスに変えることになり、工事の最中は近所の銭湯に行かなければいけなくなりました。いよいよ銭湯デビューです。玄関先で父と別れ、母と妹と共に女湯に足を踏み入れました。

初めて見る光景に衝撃を受けました。当たり前のことですが、脱衣所で、皆裸でウロウロしています。これまで内風呂に入っていたので、裸でウロウロなど経験がありませんでしたので、下着もつけずに椅子にタオルを敷いてくつろいでいる人に胆を潰したものです。 まして、他人の裸など見たこともありませんでしたので、年配の女性の裸を見た時には、動くこともできないくらいの衝撃を受けたものです。

夏の思い出

夏になると暑くて、庭でビニールプールで遊ぶのが大好きでした。ビニールプールに穴が開いてしまい、遊べなくなったとき、お風呂に水を入れて、しっかりと水着を着込み、水中メガネなども装備して、潜って遊ぶのがとても楽しかったです。ビニールプールよりも水深があり、水遊びをしている実感が持てたものです。水遊びですので体が冷たい水に慣れてしまっていますので、そのまま体や髪の毛を洗い、ヘトヘトになって浴室から出て昼寝をする毎日でした。

ベビーバス

赤ちゃんが生まれると、しばらくの間はベビーバスで沐浴させます。大人が片手で支えながらもう片方の手で体を洗ってあげるのですが、手がすべってお湯の中に赤ちゃんが……赤ちゃんのいる家庭では、1度は経験していませんか?

娘を沐浴させているとき、手がすべってお湯の中に沈めてしまうこと2回。泣きもせず、目を見開いて驚いていた顔を見て、申し訳ないやらおかしいやら。そんな日が昨日のことのように感じられます。

今では台所のシンクの中に置けて、水抜き栓がついている使いやすいベビーバスがありますが、昔は比較的大きくて水抜き栓もなく、大人2人がかりでベビーバスを運び、やっとの思いでお湯を捨てたものです。子供が少し大きくなると、ベビーバスは夏場のプール代わりに変身し、やがてその役目を終えていきました。

温泉

日本人は温泉が大好きです。自分も例に漏れずに大好きで、妹の結婚式を温泉地のホテルで家族だけで行うと聞いたときは、結婚式よりも先に、どんな温泉施設があるのか調べたくらいのふとどき者です。チャペルで号泣の結婚式を終え、夜には宴会、そしていよいよ温泉です。母も温泉が大好きなのですが……忘れていました。この母、普段から明るい性格でちょっとハメをはずすところがあるのですが、温泉に入ると必ず泳ぐのです。恥ずかしいから辞めてと言っても、『2度とここに来ることないんだから関係ないよ!いいじゃん!』と言いながら、全裸で泳ぐ泳ぐ。そそくさと娘と2人、他人のフリで離れました。子供じゃないんだから……。

欲張り

アパートに住んでいたころ、お風呂はとても狭く、浴槽も正方形のタイプで、膝を抱えなければ入ることの出来ないお風呂でした。洗い場も狭く、とても座って体を洗うことなどできません。ようやくアパートを引き払い、戸建てに引っ越したばかりの頃、1階と2階に浴室があり、1階のお風呂は自動給湯システムがついていて、2階のお風呂は普通の追い焚き機能のついているお風呂です。何よりも浴室が広くなったのが嬉しくて、足を伸ばして入れる浴槽に感激です。

やがて1階のお風呂は使わなくなりました。浴槽が深く、水道代が勿体ない、追い焚きもできないという理由からです。今では物置と化してします。普段は2階のお風呂を使っていますが、あんなに広くなったのを喜んでいたのに、人間とは欲張りなもので、慣れてしまうとこの浴室も狭く感じてしまいます。もっと広いお風呂に入りたい…はめ込み式でテレビもつけたい…ジェットバスなんてどうだろう…。そんなことばかり考えてしまいます。本当、人間て欲張りですね。

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