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その他

現在のお風呂はユニットバスが主流ですが、中には昔ながらのタイルのお風呂がいいという人もいますし、檜風呂で香り高いお風呂を好む人もいます。現在でも五右衛門風呂を使ってお風呂に入っている人もいるようですね。ガスや灯油でお湯を出すお風呂とは違い、薪をくべてお湯を沸かす風呂は、薪を割ったり火を起こしたりする作業も大変ですが、使わなくなった木を利用したりしますし、燃料代がかからないので経済的とも言えます。

五右衛門風呂

日本には、3,000ヶ所以上の温泉地があります。日本には温泉法というものがあり、『地中から湧出する温水、鉱水及び水蒸気その他のガス(炭化水素を主成分とする天然ガスを除く)で、別表に掲げる温度、または物質を有するもの』と、定められています。 このことから、地中から湧き出す時の温度が25度以上あれば、無条件でそれは温泉ということになるのです。仮に、温度が25度に満たなくても、下に上げる19種類のうちのいずれかが含まれていれば、それは温泉ということになります。

1954年、京都の三条河原で盗賊だった石川五右衛門が、豊臣秀吉の命令によって、釜茹での刑に処されたということから、この釜を用いた風呂を五右衛門風呂と呼ぶようになりました。現在私たちが五右衛門風呂と呼んでいるものには2種類あり、背中などがあたる部分は木製の枠になっていて、底だけが鉄製になっている五右衛門風呂と、釜全体が鉄製になっている長州風呂があり、どちらも五右衛門風呂と呼ばれています。

錆びないわけ

五右衛門風呂は鉄製なのに、どうして錆びないのでしょうか。使ったらすぐにお湯を抜いたり、入浴剤を使わないなど、きちんと使っていることによって、徐々に表面に酸化被膜ができあがり、鉄と酸素が結合することを防ぐので、錆びがでないのです。

体が温まる

追い炊き機能のついているお風呂でしたら問題ありませんが、木をくべてお湯を沸かすお風呂としては、五右衛門風呂はお湯が冷めにくく、釜の中でお湯が回るためにお湯の温度も均等になっていて、とても体が温まります。薪をくべた残り火や、鉄で出来ている風呂釜の余熱で長時間、中のお湯が冷めないままでいられるのです。

五右衛門風呂の入り方

五右衛門風呂は、鉄製の風呂釜を直火でお湯を沸かします。そのため浴槽の底の部分はかなりの高温になっています。五右衛門風呂には木の板が浮いていますので、底の熱い部分を直接踏まないよう、この木の板に上手に乗り、沈めて入浴します。木が新しいと浮力があり、バランスをとるのが難しいですが、コツを覚えると難なく入浴できるようになります。五右衛門風呂の場合、底の部分だけが鉄製になっていますので、湯船の中で背中をもたれかけても熱いということはありませんが、長州風呂の場合は全てが鉄製ですので、もたれかかると熱いので、注意が必要です。

木桶風呂

木桶風呂は鉄砲風呂とも呼ばれ、大型の、檜で作った小判型の木桶に、火を焚くための釜と煙突がついた風呂のことを言います。江戸時代からありましたが、一般に広まったのは明治から大正時代にかけてでした。楕円形をしているのは、水圧に強い形だからです。 温泉や健康ランド、スーパー銭湯に檜の良い香りのする木桶風呂のあるところがあります。ユニットバスの感触に慣れてしまっている現代人には、木桶風呂の優しい肌触りが心地よく感じるでしょう。現在、一般家庭ではほとんど見ることのできなくなった木桶風呂ですが、温泉などではまだまだ大人気のお風呂なのです。

釜風呂

釜風呂とは蒸し風呂のことで、岩を直径2mほどに組んだドームの下に、小さな入り口を作ったものです。岩のドームの中で火を焚いて中を熱します。十分に加熱した後に換気をします。火を消す時に使うのは海水や塩水で、塩水の蒸気をたてものが釜風呂と呼ばれます。 スーパー銭湯などで釜風呂を設置しているところがありますが、40〜50度の蒸気浴で、大きなドーム型の施設の中で、塩を体に塗って利用するもののようです。 中には、岩で作られた浴槽の風呂を石釜風呂などと呼んでいる温泉もありますが、厳密には釜風呂とは違いますのでお間違えのないように……。

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